FXの主要な通貨ペアは「ユーロ/円」や「米ドル/円」ですね。
ドルをからめた通貨が人気です。
でも、多くの通貨ペアにそれぞれ特徴があり、大きな利益をえられる可能性を秘めた通貨ペアもあり、情報を集めることはFXトレーダーとして大切だと思っています。
ガテン系の建設現場で働いている僕は、副収入をえる手段としてFXをしていて、将来の夢のためにはできるだけ多くの利益がほしいと思っています。できるだけ、損を出さずに着実な利益をえるために学んでいるので、ここでは、高金利で今注目のトルコリラについて説明しますね。
トルコリラの取引は慎重に!大きな変動の危険を抱えているのでアンテナを高く情報収集を。
Contents
トルコリラとは?
トルコは、東ヨーロッパのトラキア地方と西アジアのアナトリア半島にまたがる、黒海と地中海に面した国です。
面積は、780,000平方キロメートルで日本の約2倍、人口は85,042,700人で、日本の2/3です。
この国で使われている通貨がトルコリラで、今後価値が高まるのではと、FXで最近話題の通貨なんですよ。
BRISc諸国に次ぐ、21世紀有数の経済大国に成長する可能性がある、とされた11カ国、NEXT11の1つにあげられています。
今後の成長の可能性が期待される国なんですね。
トルコリラの3つ特徴
高金利である
トルコリラの特徴は、高金利です。全通貨の中でも最も高い水準となっています。
2021年9月のトルコの政策金利は、18%と、驚異的な数字になっています。
スワップポイントが大きい
FXの収益をえる方法は、「為替差益」と「スワップポイント」の2種で、どの方法で利益をえるかで、取引する通貨ペアを決めます。
スワップ狙いのトレードをするには、高金利国の通貨がターゲットですね。
トルコリラは、数週間から数カ月単位の長期保有で利益を狙う通貨ペアですね。
小資金から取引が可能である
トルコリラは、小資金でトレードできることも特徴の1つにあげられます。
例えば、2021年10月のドル/円レートが111円、同じ日のトルコリラ/円レートは12.5円です。
つまり、トルコリラ/円は、ドル/円の1/9程度で保有できるんですね。
トルコリラの4つのリスク
ファンドに狙われやすいリスク
トルコリラは、高金利で流動性が低い通貨です。
多くの個人投資家からスワップを狙う買いが入り、これがファンド(資金を預かって運用するプロのトレーダー)に狙われやすい要因です。
ある程度のスワップ狙いの買いが入ると、ファンドが大きな売りで買いポジションを刈りに出ます。
高金利で流動性の低いトルコリラのような通貨は、時にこのような狙われた大暴落がおきやすいですね。つまり、スワップ狙いで長期保有していることで、狙われた大暴落に巻き込まれるリスクがあることを、頭に置いておきましょう。
経済破綻のリスク
トルコは、慢性的な財政赤字と経常赤字が続いています。
海外からの資金調達をしており、トルコ安も続いていることから、利子が膨れ上がっています。このままですと、経済破綻を起こしかねません。
赤字を補うためにトルコリラの発行が必要ですが、インフレが過熱しているのでさらに金利が上昇する可能性があり、経済が悪化する恐れがあり注意が必要ですよ。
政治的リスク
トルコとアメリカは、NATO加盟国として同盟が続いていますが、2016年のクーデターにより、米国との関係が崩れています。
加えて、トルコからのアルミ製品・鉄鋼の関税が引き上げられ、アメリカとの関係改善がされないと、トルコ経済は伸び悩む可能性がありますよ。
また、地理的に中東諸国との関係にも問題が見られます。サウジアラビアやUAEやエジプトとの対立があり、予断をゆるさない状況なんですね。
カントリーリスク
トルコリラは、カントリーリスクが高い通貨です。
カントリーリスクの判断基準の1つは、「国債格付け」です。
トルコ国債の格付けは、信用力が低く、リスクの高い投資となっています。
通貨変動が急激に起こる可能性があると、常に気にしていましょうね。
スワップポイントを狙うには、FX会社の選定が重要
各社によってスワップポイントは違うので、スワップポイント狙いでトルコリラのトレードをするには、FX会社選びが大切になりますよ。
GMOクリック証券は、高水準のスワップポイントで、多くのトレーダーに選ばれており、FX取引高は世界第1位でオススメですよ。
まとめ
いかがでしたか。トルコリラは、高金利で大きな利益をえられるチャンスがある一方で、大きな価格変動が起きる可能性を秘めている通貨であることを、肝に銘じてほしいと思います。
トルコリラのトレードを考えているのでしたら、常に情報収集をしリスク回避をし、戦略的な投資をしてくださいね。
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