国内と海外のFXの違いについて比較!税金や取引コストはどっちがお得?

僕はこれまで建設業で職人として働いてきました。

仕事にも慣れてきたときに、現場の危険性やあまり増えていかない給料に不満を感じて、別の収入の手段を考えていました。

そこで『FX』という答えにたどりつきました。

今は会社を辞めてFXだけでも生活することができ、将来の心配がないぐらいの収入を得られるぐらいになっています。

今回はFXを始める際に国内FXと海外FXの違いについて学んだ知識をご紹介します。

これを読めば国内FXと海外FXのメリットやデメリットについてがわかるので、ぜひ最後まで読んでください。

海外FXとは?

外国に本社があるFX会社のことを海外FXといいます。

日本にあって、金融庁の登録を受けている会社はこれに該当しません。

日本の金融庁が定めている国内ルールが適用されないため、日本で規制されているレバレッジの上限規制がなかったり、ボーナスの制限がなかったりするメリットがあります。

しかし、金融庁に登録されていないため、トラブルがあった場合に仲裁してくれないことがあります。

海外FXの利用を考えているならしっかりとメリット、デメリットについて理解し利用することが大切です。

国内FXと海外FXの違い

国内FXと海外FXは同じFXですが、ルールなどは全く違うためそれぞれに良いところもあれば悪いところもあります。

次に国内と海外FXの大きな違いについて紹介していきます。

レバレッジ

レバレッジとは担保として預けた証拠金で、その何倍、何十倍にも相当する資金で取引ができることをいいます。

利益になれば大きなリターンを期待できますが、反対に損失が発生すれば大きな損失となってしまうため、ハイリスク・ハイリターンとなっています。

国内FXと海外FXではかけられる倍率が異なっており以下の通りです。

【国内FX】

ほとんどのFX会社が最大25倍までのレバレッジを採用しています。

【海外FX】

FX会社により異なりますが、平均400、500倍〜最大3000倍までレバレッジを効かせることができます。

国内FXのレバレッジの実に約20〜120倍までかけることができるため、1万円の資金でも3000万円分の取引が可能です。

税金

国内と海外のFXに適用される税金は違います。

それぞれに良し悪しがあるため、FXを始める際に税率を参考にしてみてもいいと思います。

ただし、サラリーマンなどの主な収入を給与としてもらっている人は、FXを含む給与以外の年間所得が20万円までは税金はかかりません。

【国内FX】

税率は一律で20.315%です。

内訳として

  • 所得税15%
  • 住民税5%
  • 復興特別所得税0.315%

が含まれています。

いくらFXでもうけてもかかる税金の率は変わりませんので、安心して利益を考えることができます。

【海外FX】

累進課税を採用しており、所得税は所得に応じて5%から最大45%までの7段階があります。

住民税は一律10%です。

所得金額ごとにかかる税率は以下の表の通りです。

所得額所得税率控除額住民税
~195万円5%0円10%
195万円〜330万円10%9万7,500円10%
330万円〜695万円20%42万7,500円10%
695万円〜900万円23%63万6,000円10%
900万円〜1,800万円33%153万6,000円10%
1,800万円〜4,000万円40%279万6,000円10%
4,000万円〜45%479万6,000円10%

スプレッド

各通貨、各FX会社によってスプレッド差はさまざまです。

国内FXと海外FXではどれぐらいの差があるのを取引量が一番多いとされる通貨『米ドル/円』で比較してみます。

【国内FX】

スプレッド差は最狭値0.3~1.0pipsまであります。

ほとんどのFX会社は0.3pipsのスプレッド差に設定されており、取引の際のコストはほとんどかかりません。

【海外FX】

スプレッド差は条件付きで最狭値0.3~2.0pipsまで設定されていますが、ほとんどのFX会社が1.0pips以上です。

スプレッド差が1番狭いとされている米ドル/円でも平均1.0pips以上のため、取引コストがかかります。

海外FXの注意するべき点

海外FXは日本の金融庁の許可の対象とならないため、日本の法規制が適用されません。

そのため、ハイレバレッジでの取引を行ったり、入金によるボーナスなどもあるため非常に魅力的に思えるかもしれません。

しかし、良い面ばかりではありません。

以下の点が海外FXのデメリットとなる点です。

  • 海外FXは金融庁が警告を出しており、入出金がスムーズにいかない
  • ハイレバレッジにより予想と反対の変動をしたときの損失が大きい
  • スプレッド差が広いため、取引コストがかかる
  • 累進課税により、利益が出れば出るほどかかる税金が高くなる
  • 海外FX会社は日本の法規制が適用されていないため、中にはそれを利用した悪徳な会社もいます。

上記の理由により、僕はあまり海外FXをおすすめしていません。

その点日本のFXは日本の法規制が適用されているため、ほとんどが信頼できるFX会社となっています。

その中でも僕が利用している『GMOクリック証券』がおすすめです。

業界の中でも特に手数料の安さや、独自のサービス、高性能なツールの提供などを行っていることに定評で、FXの取引高は世界No.1です。

スプレッド差も業界最狭水準なので初心者でも使いやすく失敗が少なく済みますよ。

まとめ

国内FXと海外FXでは同じFXでも内容はまったく異なります。

税金だけに関していえば、FX収益が400万以下の場合は海外FXのほうがお得、 400万を超える場合は国内FXがお得です。

その他の点は国内、海外それぞれにメリットとデメリットがあるため、使い方次第で良し悪しが異なります。

安心で安全な取引を考えている、特に初心者の方には国内FXの『GMOクリック証券』をおすすめしますので、これからFXを始めようと考えている方はぜひ利用を検討してみてください。

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